秋の酒蔵巡り~その2

 足柄峠を下って、関本(大雄山)まででると、まずは県道74号を小田原方面へ。目的地は大雄山線の岩原駅近くにある「舞姿酒造」である。しかし、酒蔵には人の気配がなく、購入できず。仕方ないので、近くの酒屋で購入しようと小田急の富水駅方面へ向かったところ、「舞姿」の名のついた酒屋が。これは酒蔵の直営店に違いない!と喜び勇んで店内に入ると、衝撃の事実が。「もう作るのやめたんです・・・在庫はないです。」なんですとー!

 仕方ないので、最近ご当地ラーメンとして雑誌でも紹介されている小田原ラーメンで胃袋を満たし、県道720号で北に向かう。途中、開成駅付近を通過する。子供のころ、まだ開成駅なんてなかったし、あたり一面田んぼだった記憶があるが、今はすっかりきれいな町並みに代わっている。そんな開成町の酒蔵「瀬戸酒造」が次の目的地。酒蔵の敷地内に「瀬戸酒店」という小さなお店があり、酒をゲット!「吟醸酒田錦(原酒)」と「純米吟醸あしがりの郷」の4合瓶を購入!

 次なる目的地はJR松田駅そばにある「中澤酒造」。本当に駅の真裏にある。ここは過去にも訪れたことがあり、雄町で作った純米吟醸生酒はかなりおいしかったので、今回は別のお酒を購入。「純米吟醸琴姫」だ。これは神奈川県産の酒造好適米「若水」で醸したお酒で、これぞ神奈川産という代物。

 そんなわけで、峠を降りてから2時間で3件の酒蔵を回ってみた今回の旅。足柄平野には、前述の「丹沢山」や「箱根山」、「曽我の誉」といった銘酒があるので、いずれまた自転車で回ってみようと思う。

 でも、こんなことやってるから、せっかく自転車乗っても日本酒で取り返しちゃってちっとも痩せないんだよな・・・

| | コメント (0) | トラックバック (0)

秋の酒蔵巡り~その1

 10月の三連休。天気もよさそうだし、1日ぐらい自転車に乗りたいな~とツーリングマップルを眺めていた。ただ、遠出をするほど時間がない。そこで思いついたのが、今回のテーマ、「神奈川の酒蔵と足柄峠」だ。

 神奈川にもいくつか酒蔵はある。全国区で名前が知れているのは海老名の泉橋酒造や津久井の久保田酒造だが、酒蔵の数が多いのは足柄平野のあたりだ。ここでとれるお米と、丹沢の伏流水で仕込む酒である。

 今回は祖母の家のある中井町に前泊し、大井町、松田町、開成町をぬけ、神奈川と静岡の県境である足柄峠を登った後、足柄平野の酒蔵を巡ることにした。前夜、山北のお酒、丹沢山の純米吟醸ひやおろしで英気を養い、8時半に中井をスタート。

 中井町は、北を秦野、南を二宮に接しており、丘陵地帯の多い町だ。県道77号で大井へ向かう道は、246の抜け道になっているが、道沿いの景色も自然豊かな感じで、そこそこのアップダウンがあり楽しめる。途中から東名沿いを進み一気に足柄平野へ下っていく。それにしても、前回の会津からまともに自転車に乗っていないので、松田町までのたった30分がえらくきつい!

 松田から開成町をぬけて足柄峠へ向かう道を走っていると、なにやら観光バスがひっきりなしに走っている。なぜ?と思ったら、今日はF1の日本GPの日だった・・・おかげで、大雄山から交通量が少ないはずの道にやたらスピードだしてかっ飛んでる車が何台も通過していい迷惑だった。

 それでも矢倉沢を過ぎると車が減り、快適に。短いながらもそれなりの斜度で楽しめる足柄峠へとはいっていく。このあたりにくると、うしろからレーサーにまたがった人がたくさん。(つまり遅くて抜かれてたわけだが)きついところでは14%程度ののぼりがあり、運動不足の体に鞭打って、峠の頂上には11時到着。

 足柄峠は、目の前に富士山が迫るという眺望抜群の峠だ。しかし今日は曇りで富士山は見えず、代わりにF1の爆音が響いてくるというなんとも楽しめない状況・・・仕方ないので早々に酒蔵巡りへ向かうこととして峠を下った。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

夏の奥会津へ~その4

 玉川林道は、駒止峠の頂上付近から昭和村へ抜ける道で、比較的走りやすいという噂だったが、雨上がりという条件があったため、入口付近ののぼりで滑りまくり、かなり苦労したが、基本的に下りベースで楽しめる。5~6kmほどで400m程度下る。岩に乗ってスリップするのを気をつけ、ガンガン進む。天気は快方に向かい、夏の奥会津を満喫!

Pa0_0747

 しかし、ここでも体力不足が。「腕力、握力が・・・」 オフロードの振動を受け止める腕力と、ブレーキを握る握力がなくなって終盤は上半身が終わってしまった。それでも約一年ぶりのオフロードを楽しみました・・・

 林道を抜けると国道401号に出る。ここから矢の原湿原をぬけ、サポートカーとの待ち合わせ場所、八町温泉へ国道400号を下っていく。ここも下りベースなのでたいして休憩も取らずに急ぐ。目の前に会津の山々の間を縫うように進む。空は晴れ渡り、木々の緑が鮮やかに輝く道を時速30kmで進んでいく。

 本来だったら木賊温泉から70km程度にはなるところ、雷雨の影響で今日はたった30km程度。走り足らなさは残るが、共同浴場で汗を流し、今晩の酒を仕入れるべく車に乗り込み、会津柳津のスーパーへ。

 今夜の酒は「会州一」の純米酒。一升瓶が2000円程度で売られており、地元向けの晩酌用の酒のようだ。今日宿泊の温泉宿には冷蔵庫がなかったため、とりあえず常温で飲むが、ちょっとしっくりこない。

 「この酒は燗かねぇ」と俺。

 ここでわが弟、「そんな感じだねぇ、だったら小さい瓶で温泉に浸けてくる!」

 名前は伏せるが今日の宿、源泉の温度がかなり高い。そして当然かけ流し。温度調整は出てくるお湯を石で湯船に流し込む流量を調整しているものだった。弟はそのお湯の出口で燗をつけようというのだ。名づけて「温泉燗」!これが可能なのも人が少ない秘湯の宿だからだろう・・・

 夏とはいえ、標高が高いので冷房なしでもそれなりに気温が下がっている。燗でも行ける感じだ。温泉は常に一定の温度でお酒をやわらかくあっためてくれる。じっくりつけた燗は至福の味に。さっきとは打って変わって杯が進み、何度も燗をつけに温泉に走り、結局一升飲んでしまいましたとさ・・・

| | コメント (0) | トラックバック (0)

夏の奥会津へ~その3

 木賊温泉は民宿が中心のひなびた温泉。名物の共同浴場、「岩風呂」は川沿いに沸く露天風呂だ。ここでもアブの攻撃がやまないが、趣のあるお風呂で疲れをいやす。今回宿泊した若松屋は、ツーリングマップルお勧めの宿で、とにかくボリュームがすごい!かつ、うまい!地の食材を使った料理で大満足!そして今晩のお供は会津の地酒「花泉」。こんなことやってるから体脂肪率が落ちないんだよな・・・

 翌日。天気予報は曇り時々雨。タイヤをオフロード用にはき替え、出発するが・・・ スタートから3kmほどで、

 ポツポツ・・・ 30秒後、ドバー・・・ そして雷・・・

 「最悪・・・」 最初は大きな木の下で雨宿りしていたが、全身びしょぬれに。待ってても状況が変わりそうにないので、仕方なく進むと、100m先に農家があり、車を停める小屋があり、そこで雨宿りさせてもらう。こんな状況でもおれには勝算があった。それは今回サポートカーがあることだ!さっそく携帯を取り出し、両親に電話を・・・ って圏外! やられた。ここは首都圏ではない。民家があるから携帯が入るわけではないのだ。雨と雷はますますひどくなり、道路は川のようだ。とても走れる状況ではない。

 それから15分ぐらい経っただろうか。見慣れた車が走ってくる。必死に手を振りサポートカーを停める。「いやー助かった!」地元の人の話では、すぐはやみそうにないだろうとのことなので、とりあえず自転車を積み、一時車での移動を余儀なくされる。

 お昼前。駒留峠が近づくと雨があがった。ようやく出陣できる。駒留峠はこれも旧道があり、そこから玉川林道が分岐している。旧道を少し入ったところで、再スタート。路面はかなり濡れているが、ブロックタイヤを履いているため、問題なく進んでいく。そして太陽の光が降り注ぐようになるころ、峠の最高点を過ぎ、林道へと突入していく。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

夏の奥会津へ~その2

 今回の旅行はツーリングマップルに載っている情報をかなりあてにしている。このそば屋「かいなり」も手打ちそばが絶品!と書いてあったので、迷わず停車。道の駅たじまを過ぎて田島方面と桧枝岐方面の分岐点手前にあるこの店。まだ11時過ぎなのでほかに客はなくのんびりとくつろがせてもらう。そばの殻をいれない白いそばは確かにうまい!

 「はー、運動不足の割にはそれなりのペースかねぇ」と言うと、
 「でも、一旦休むと乳酸たまって厳しいかも」と弟。
・・・それは言えてる。そばを食い終わったら、早々に店を出て中山峠へ。

 今回、中山峠は国道352ではなく、旧道を選択。国道はトンネルでつまらなそうなので、会津鉄道の会津高原駅近くから分岐する旧道を進む。地図には「俄坂」と記されている旧道に入ると、小雨が落ちてくる。濃密な緑の匂いがたちこめる。蒸し暑さと、そしてやはり運動不足が効いてきて、距離が伸びない。おまけに時速が10kmを切るとアブがまとわりついてくる。このアブ、夏の山にはつきものだが、なかなかやっかいだ。なんせ顔の周りをぶんぶんやられるわけで、ペダルを踏むことに集中できない。アブと格闘しながら、いくつかのヘアピンの上りをクリアしていく。

 しばらくすると、次第にゆるやかな登りに変わってきて、路面が荒れてきた。それと同時に、ところどころ視界がひらけるようになってくる。運動不足の弟が徐々にちぎれて見えなくなってきたが、そろそろ峠につきそうなので勢いで登っていく。

 左にカーブを切った先に、少し開けたスペースが見えてくる。特に峠の名前を示すようなものはないが、どうやら峠のようだ。ここからは会津の山々が望めるが、雨上がりのために視界がいま一つなのは残念でした。

 ここからは、木々の間を縫うような下り坂を進む。とにかく路面が悪いし、雨上がりで濡れているので慎重に進む。途中、何度か後輪が滑ることもあったが無事に国道352へ復帰する。ここからは緩やかな下りで高速進行。旧舘岩村の中心部まで進み、これまたツーリングマップルお勧めの「かねまる食堂」で休憩。山菜っぷりの会津高原ラーメンをいただき、木賊温泉へ向かう。
 途中、昔ながらのかやぶき屋根の曲屋がのこる前沢集落を見学し、国道に別れを告げ、川沿いの道を登ること7~8キロ。何の変哲もない、田舎道の両脇に民宿が立ち並ぶ木賊温泉に到着。一日目の走行距離は約70キロ。運動不足のおぢさんにはちょうどいい距離でした・・・

| | コメント (0) | トラックバック (0)

夏の奥会津へ~その1

 今年の夏休みはお盆しか取れそうにないと気づいた8月のある日。同じくお盆に会社が休みになる弟と会った際、「ひさびさにツーリング行くか!」という話になり、お盆休み突入の3日前に急きょ温泉宿の手配をする。実家の両親も温泉に行きたいとのことで、車で出かけることに。チャリをキャリアに2台積載して、途中で車から降ろしてもらい、今回の目的地、奥会津を目指す。

 今回のコースはこれ。

 1日目 西那須野塩原IC近くの道の駅スタート→塩原温泉→尾頭峠→山王峠→中山峠(旧道)→木賊温泉ゴール

 2日目 木賊温泉スタート→沼田街道→駒止峠→玉川林道(ダート)→矢の原高原→玉梨温泉ゴール

 運動不足の兄弟としては、ロングライドはできそうにない。基本的に短めの距離で、初日は舗装路で峠を楽しむ、二日目はダートを楽しむ、といったコンセプトで、朝8時半、道の駅しおばらをスタート。

 道の駅あたりの標高は400メートルほど。うす曇りの蒸し暑い中、まずは塩原温泉を目指す。スタート直後の急こう配を登ると、木々に囲まれた道を行く。朝早い時間とはいえ、さすがにお盆、車が多い。会津東街道、別名「湯の香ライン」といわれたこの道は、古くからの温泉街が点在している。途中、魅力的な共同浴場がいくつかあったものの、体力に自信のない我々は、時間を浪費しないためにも寄り道を避け、先を急ぐ。

 温泉街に到着する頃から、日差しがでて汗が噴き出してくる。運動して大汗かくのも久しぶりだ。温泉街を抜けると、最初の峠、尾頭峠へののぼりが本格的に始まる。この峠、標高1142Mあるのだが、トンネル峠のため、そこまでの標高はないはず。大きなヘアピンカーブを抜け、しばらく走るとトンネルが見えてくる。自転車乗る人はあんまりトンネル好きな人はいないと思うが、このトンネル1km以上あり、対向車線の車が無理な追い抜きをかけたりしていてちょっとヒヤッとする。トンネルを抜けると最高点。Pa0_0757

 

そこから、標高にすると200mぐらい下ったところが上三依。ここで今市のほうからくる国道と合流し、栃木と福島の県境、山王峠をめざす。ここの峠もトンネルで、標高は1000m弱。比較的緩やかな登りだが、運動不足の体にはじわじわ疲労が。本当にもう少し走りに生きなければ。

Pa0_0756

山王峠を越えると、11時ごろになっており、そろそろ補給食を、と思っていたところ、ツーリングマップルに掲載されていたお勧めの蕎麦屋が。中山峠ののぼりに入る前に一休み。暑い夏には冷たい蕎麦がたまりませんなぁ・・・

| | コメント (0) | トラックバック (0)

オリンピック

 北京オリンピックで熱戦が繰り広げられている。

 そんな中で、個人的に注目をしているのが陸上の女子マラソンと、女子走幅跳。ところが、女子マラソンは野口選手が棄権、土佐選手までもが途中棄権という残念な結果に。

 高校生の時、陸上をやっていた時、大きなけがをしたことがあった。3か月以上走れないという状況で、ひたすら筋トレをやる毎日。同級生や後輩が続々自己ベストを更新している姿を見て、無理して走ろうとするもまったく練習にならない。悔しいのと、死ぬほどきつい練習をしなくていい安堵感と、奇妙な気持ちになったのを覚えている。

 オリンピックは4年に一度。4年にたった一度しかない大会のために、それこそ死ぬほどきつい練習を繰り返してきた選手が棄権しなければいけないというのは、どんな気持ちかとても想像できない。

 故障と紙一重の練習が、吉と出るか凶と出るか。比較するのもおこがましいが、全力を出すことも許されずに舞台から降りなければいけない状況に追い込まれた時の昔の自分をちょっとだけ思い出した。一刻も早い両選手の回復お祈りいたします。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

とうふちくわの里へ~その5

 そこは国道沿いにあるお店。ノーマルのとうふちくわから変り種の紫蘇入りやらねぎ入りやらが売られていた。いろいろ試食したけど、どれもうまい!基本的に魚が好きなので・・・とうふちくわももちろんだが、この時期の鳥取で外せないのが「あごちくわ」。あごとはトビウオのことで、顎が落ちるほどうまいからこの名前だとか。今日の夜は鳥取の地酒と、あごちくわ、そして「チーズっち」という名のチーズちくわで過ごすことに決定!鳥取に行った際にはぜひ味わってみてください!

 鳥取駅に戻って、レンタカーを返却して、歩いて5分ぐらいのところの温泉宿に宿泊。鳥取の自然を堪能した3日間でした・・・

| | コメント (0) | トラックバック (0)

とうふちくわの里へ~その4

 翌朝、お墓参りと親戚めぐりに同行することに。 まずはお墓参り。旧河原町から車で1時間ほどの若桜町に向かう。お墓は若桜駅前のお寺にあるのだが、この近くにあるんです、造り酒屋が。みなさんを待たせて、太田酒造場の「辨天娘」を買いにダッシュ!

 この酒屋は地元産の契約栽培のお米を中心に作っていて、1本は鳥取の酒造好適米「玉栄」で作った純米吟醸、もう一本は「槽汲割水瓶燗」純米酒を購入。「槽汲割水瓶燗」のほうは玉栄が終わってしまったとのことなので、お米の種類が違うものを集めたものでした。お店の人に、「観光ですか」と聞かれたので、親戚のお墓参りで神奈川から来ました、というと、酒屋で売ってる奈良漬やらなんやらをおみやげにつけてくれた。地元にゆかりがあるとわかってサービスしていただいちゃいました。ちなみに燗がお勧めらしいのでまだ飲んでません。お酒のレビューはまた今度・・・

 お墓参りのあとは、親戚回り。実家からひとつとなりの谷あいの集落の農家と鳥取市内の農家にお邪魔した。隣の谷のお宅では、ちまきをごちそうになる。なんでちまき?と思ったが、この時期は旧暦の5月。店で売ってるものではなく、本物のちまきを食べたのは初めて。お餅の持つ甘みと笹の香りがたっぷりで、かなりうまかった!

 今日は鳥取駅前の温泉宿(鳥取の駅前は温泉がわいてます)に宿泊するため、0鳥取駅に向かう。その途中の国道沿いにある「とうふちくわの里」に立ち寄る・・・

 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

とうふちくわの里へ~その3

 鳥取市街を抜け、車を旧河原町へと走らせる。川沿いの国道を進むと、丘の上にお城が見える。河原城だ。なんでも、ここは豊臣秀吉が鳥取城攻略のために陣をおいたところらしく、当時城というほどのものではなかったらしい。ではなぜあるのか?某アイアムソーリーヒゲゾーリーの時代の「ふるさと創生1億円」で作ったらしい・・・

 河原城を過ぎ、国道に別れを告げるとここからは山間に向かって走る。田舎といっても人家はそれなりにあって、周囲に田畑が広がっている。さらに進むと、目的地へ到着した。

 そこはいわゆる日本の農村風景。見渡せば山。川が流れ、稲の植わった田んぼは美しい。おいしい空気。都会の人が田舎に帰った時の気持ちを少し味わった。家に到着すると、おばあちゃん、義母の弟さん夫婦Img_0309_2が出迎えてくれる。弟さん夫婦は自分の結婚式でお会いしたことがあるが、おばあちゃんは初対面。子供と一緒にはじめましてのご挨拶をする。

 荷物を降ろした後、嫁と集落の中を散歩することにする。家を出る前、嫁から「とにかく人に会ったら挨拶だけはして!」としきりに言われた。田舎では、やはりよそ者は目立つし、集落のなかで情報が回るのが早い。着いてから1時間もたてば、周りの人は「あの家にお客さんが来てる」というのは知れ渡るというのだ。だから、こっちは知らなくても、会う人はどこの家のお客さんなのか知ってると思って、失礼のないようにしないといけないとのこと。実際、散歩していて偶然出会ったおばさんは、ちゃんとこっちのこと知ってて、おばあちゃんが「ひい孫が来る」って言ってたと話してくれた。昔、嫁が子供の頃遊びに来た時は、親に告げずどこで遊んでようと、近所の人の情報であっちの畑にいた、あそこの家ですいか食べてた、などとすべて筒抜けだったらしい。

 ひととおり散歩した後、夕食となる。義母の弟さん夫婦が鳥取食材でおもてなしをしてくれた。山あり海ありの場所なので、期待が膨らむ。ご飯はもちろん近くの田んぼのこしひかり、畑でとれた野菜の天ぷら、鳥取名物白いかのイカそうめん。ご飯も野菜もとにかくおいしくて、白いかは甘みたっぷりで感動もの。そして忘れてはいけない、アレである。

 「とうふちくわ」をご存じですか?鳥取ではかなりメジャーな食べ物だけど、私は鳥取のお土産でいただくまで、まったく知りませんでした。どれぐらいメジャーかというと・・・

Ts380005

こんなTシャツが売られているぐらい有名です。(思わず買っちゃいました)

「とうふちくわ」はその名のとおり豆腐と魚のすり身で作ったちくわ。わさび醤油でいただくかそのままでもおいしい。酒のつまみにもいけますよ。みんなで食事をしていたのを見ていたうちの子供は、とうふちくわをもらって大よろこび。離乳食しか口にしていないうちの子供が初めて食べた大人用の食品はおそらく「とうふちくわ」・・・

| | コメント (0) | トラックバック (0)

«とうふちくわの里へ~その2